5年の歳月をかけてリニューアルされた中原悌二郎記念彫刻美術館が再オープンしました。明治35年、第七師団の社交場として建設されてから110年。いまから50年前の昭和42年には解体の危機にさらされましたが、当時の五十嵐広三旭川市長と町村金五北海道知事の現地会談で存続を決断したエピソードも残ります。これからも歴史を伝える文化財として、「彫刻の街」のシンボル施設として、末長く愛され続けることを願いオープニング挨拶をいたしました。
(写真:旭川市彫刻美術館オープニングセレモニー)