木彫熊制作一筋に生き抜いた旭川アイヌ、平塚賢智さんの遺作展をみました。
弱冠14歳のときに平塚木芸舎を主宰し、独特の木彫熊の作風を確立した平塚さん。特に親子熊の作品は、観るたびに自分自身の価値観が、一段と素晴らしさを積みます。いつまでも色あせることがないと確信した遺作展でした。(写真:平塚さんの作業台。90年の生涯の大半、ここに座っていたと思います)